時計選びの記録(25-1)

ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリークアメリカン アメリカン1921 1100S/000R-B430

大変造りが良い時計。流石にこれだけ数を見続けていると、雲上が力を入れているモデルは、ひときわ造りが良いと分かるようになった。

36.5mmの小さい方で、40mmの方だと腕に乗せられてる感が出てしまいそう。公式ページではなぜか40mmの並びになく、36mm径のパトリモニーも先日廃版したから、この子も廃版になりそうな予感。

中古の良個体は正規よりも100万以上安価だが、昨年だかの中古市場の方が安価であったので、金価格の高騰に引きずられているか。

と、価格の話をしてしまっているが、初めて見たって反応しただけで、全然本命ではないモデルである。

しかし文字盤の造りが見事なのと、この形状、このキャラクタデザインが見事で、クッション型でドレスに見せ、文字盤全体を傾斜させるとなると、これが最適解なんじゃないかと思わせる完成度である。

ヴァシュロンコンスタンタン マルタ スモールセコンド 82230/000G-09962

MONTAGNEより

47.6mm×36.7mmのサイズ感。自分にはやや大きいかもしれない、名古屋の個体なので見ること叶わず。

ツイッターで1回見かけたくらいなので、あんまりメジャーラインではなさそうだが、これもよくまとまっている。ヴァシュロンらしい個性のあるデザイン。

あまり書くことないから余談ながら、先日オーデマピゲの正規ブティックに初めて足を運んできた。初雲上ブティックである。 当然のようにロイヤルオークについてはお断りされたが、個人登録というか顧客登録で趣味趣向などを聞かれて面白い体験だった。一定の審査があるようで。

家族構成など一般的な審査のあるものに加えて、好きなお酒、ブランド、興味のあるジャンルなど聞かれた。 ハイソサエティーな人たちしか受け入れられないようなら、私は無理そうだなぁ。

ブレゲ クラシック 5907BR/12/984

RASINより

先日のグランフーエナメルのブレゲからずーっとブレゲ針のブレゲが良いなぁとなってるんですが、都合のいいサイズで好みのモデルを全然出しておらず。

こちらデザインは完璧であるものの34mmと小ぶり。35mmが限界サイズかなぁと思います。

34mmが決して悪いわけではなく、何なら腕だけで見たら収まりが良いとは思うんですが、全身で考えると34mmはやっぱり小さい。

ブレゲ クラシック トゥールビヨン 3357BB/12/986

執筆時現在で最近有名ユーチューブチャネルの方が購入されていた。ピンクゴールドのモデルなどが中古市場に出回ったが見に行く前に品切れ。

しばらく残っていたのだが、上記の動画の公開以降に即亡くなった印象がある。

自分の細腕に都合の良い35~36mmのトゥールビヨンはブレゲのこれかショパールの限定しかない。こちらは廃版。ショパールは超限定生産ということで、機会には恵まれなさそう。

35mm表記だったり36mm表記だったりするのでもしかして35.5mmとかだろうか。いつか実物を見たいが、正規の価格では買えないな(廃版だけど)。

3357はマイナーバージョンアップモデルで3350が初期モデルになる。探すときはどちらの型番も押さえておきたい。

しかしブレゲは中古価格の割に圧倒的に造りが良い。新品価格が研究・技術・保守・ブランド料として適正な気がするが、ちょっと手が出ないな。

Seamaster Diver 300M 210.30.42.20.03.002

OMEGAより

42mmの大型ダイバーズ。限定版である007モデルのブルーに対して、レギュラーモデルのブラックも最近になって出てきた。

まだ腕乗せしていないが旧型よりはこちらの方が文字盤が好き。回転ベゼルや秒針などの微細な差から、全体的なデザインは007モデルの方が好きなのだが、 唯一の短所が007モデルのせいで、裏蓋に不要な絵柄が入ってしまっている。そうなると結局ブラックに偏ってしまいそうだ。

ダイバーズでラグジュアリー感を求めるときあは筆頭な気がするが、いかんせんケース径が大きいんだよな…。

大塚ローテック 5号改

サテライトアワー/ワンダリングアワーがこの価格で、しかもメカメカしくて大変良く、国産である点もフェチズム全開な時計である(執筆時現在75万)。

ケース径40.5mm、ケース厚が12.2mm(風防込み)というサイズ感だが、機構を考えたら小さいほうな気もする。

ラグだけあんまり好みじゃないのだが、このベルトに合わせようと思ったら、これが最適解だったのかもしれない。 もう少しラグが太く、ベゼルに近い位置まで深い位置でベルトが止まっていたら、好みなのになぁとなった。