異様に日焼けする光線過敏症の記録4

光線過敏症の進捗です。軽くなってませんでしたね。紫外線の強さはもちろんですが、その日の体調とかにも依存してそう。 病院で照射テストしてもらったのでここではその記録を残します。

一枚目の写真は5月の朝方にパンを買いに出て歩いたり座ったりしながら30分くらい日に当たった様子。うーんウルトラマン。

光線過敏症の照射テスト

いくらかテストについて言及されている情報は調べると見つかります。今回受けたのは血液検査、尿検査、照射試験です。 千葉県松戸市にあるシャルムクリニックで行いました。

光の照射試験は、地表に届く紫外線の内、UV-AとUV-Bと呼ばれる異なる波長帯の紫外線を少しずつ周波数を変えながら照射し、その反応を見るというものです。 端的には、複数種類の紫外線を当ててみる、という話です。あとは可視光も行いました。

※可視光はプロジェクタの光を当ててたのですが、これで反応が出るようなら、日常生活においても重大なダメージを負いかねない気がします。 自分は仕事の都合で高出力の業務用プロジェクタにも当たり続けてたりするので、反応しないのが分かっていましたが、とりあえず受けました。

紫外線は背中に照射します。調べる限り、背中が一番光線過敏が出ないようなので、果たして背中で試験するのがよいのかどうかは疑問なのですが、 複数の情報から背中で検査するようなので、そういうものなのでしょう。

初日に照射した後、24時間後と48時間後に経過観察をするため、ペンでマーカーしています。 肩口はプロジェクタを当てた可視光、写真左がUV-B、右がUV-Aの、合計17種類です。 3日かかるので、それなりに時間が確保できるタイミングでしか受けられませんね。 マーカーも消えないようにする必要があります。 (余談ですが、単身なので書き直してください言われても無理だった、寝てたり椅子の背もたれに当たるうちに普通に消える)

検査結果は反応なし

結論から言うと、検査結果反応は見られませんでした。 照射部分にも反応は見られず、血液検査からも尿検査からも原因と思われる原因物質は見つかりませんでした。

体調にもよる、という話を冒頭でしていますが、実際に検査に向かうときはバイクで向かい、その道中で脚に反応が出ることを確認しています。 まだ日が強くなりきる前の5月中に検査したのですが、確かに脚には出ていることを、検査してくださったお医者さんからも認められています。

※実際には写真にうまく映らないミミズ腫れのようなものがあったり、赤身も強く熱持っていた。

結果として、短期間の照射試験で分かる程度のものではない、か、照射する力に依存する、か、部位の問題があるか、は分かりました。 他に少なくとも体内に存在する薬品の類はなさそう、というくらいでしょうか。

まぁ実際のところ照射試験で何かが分かったとして、即時対応できる療法は執筆時現在ではないようです。 今回も抗ヒスタミン薬(ビラノア)を貰いました。

ビラノア飲みつつ光に当たって、徐々に体を慣らすしかなさそうですかね(似たような療法を行っているところもある様子)。

次回は光パッチテストみたいな薬剤塗布式のものも別の病院で試してみたいです。

22年6月の某所

執筆している22年の6月は記録的な猛暑で40度越えの予報・観測も頻発しましたが、 抗ヒスタミン薬を飲んで日焼け止めクリーム塗った上でも貫通ダメージを受けました;