Rebel ウインカー交換(2)-前準備編

購入した製品の確認。

Rebel ウインカー交換(1)-製品選び編」の続きです。購入した製品を確認して、可能なものは事前に作業していきます。 何と言っても素人ですから、どういう製品なのか、部品なのか、足りないものはないのか、どうやって取り付けるのかイメージしていきます。

この作業でネックなことと言えば、(1) 素人であるために初期不良なのかどうかが分からない (2) 何が足りていないのか正確に分からない、と言ったところです。 実際のところ、幸いなことに初期不良はありませんでしたが、足りてない部品があったり、想定外の出来事は取り付け時に起こりました。

とは言え、事前に確認しておくのとしていないのとでは、重大な問題を起こす可能性がグッと変わるでしょうから、慢心せず確認していきます。

一連の作業は特別な資格を持たない個人が趣味の範疇で行った作業とその記録が掲載されています。 参考にしたとしてトラブルが起こったとしても私の方では一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

取説の確認

ウインカーの取説。

購入した POSH のウインカーには取扱説明書が入っていました。実際のところ、そこまで考慮はしていなかったので、これは大変ありがたいです。 メーカー各社のケーブルの色などまで細かく記載されていて、丁寧な仕事です。

特にウインカーの取り付け位置に関する法規もきちんと解説されていて、100m 以上離れたところから点滅が確認できること、 投影面積が 7cm^2 以上であること、フロントは 300mm, リアは 150mm 以上離れていることなど、概ねすべて書いてあります。

バルブ(電球)をはめる

バルブを取り付けた様子

いったんバルブがハマるかを確認していきます。キャップをドライバーで外してバルブの差し込み口を確認してねじ込みます。 結構押し込んでから捻る感じで装着できます。

この作業での注意点はウインカーのキャップを止めているネジが結構な弱さ、柔らかい印象で、舐めないように凄く気をつけた方が良いです。 頭の小ささのためとは思います。

後になって注意して確認する必要がありますが、それほどまでに弱い印象だったので、ネジ止め剤を使っていません。 再度外すときに舐めてしまうリスクを避けるためです。

もし緩むようであれば、そのときは外して先端に本当に少しだけネジ止め剤を塗ろうと思います。

ボルトとナットを外す

ボルトを取り外した様子。

今回の作業の難所です。POSH のウインカーは特別なネジの中にケーブルを通して、ウインカー本体にネジ止めする仕様のようです。機構的には素晴らしい。 開封した時点でネジの中をケーブルが通過しているのですが、取り付け時にはステーを挟むので、あらかじめケーブルから抜いておく必要があります。

この作業が曲者で、ケーブル 2 本のリアウインカーならスムーズですが、ケーブル 3 本のフロントウインカーの場合には、窮屈過ぎて普通に引っ張っても絶対に抜けません。 逆に、取り付け時にも同様の問題が発生するので、この抜く作業で練習しておけって話なのでしょうね。

コツは 1 本のギボシをネジギリギリまで押し込んで行き、ギボシを抜きやすそうな方向に向けて、(1) ケーブルが捻じれないように抑えながらネジをねじりつつ抜くか、 (2) 残りの 2 本のケーブルを引っ張って摩擦で 3 本目を押し引きするか、どちらかです。(1) の方は、通すときには使えません。

これが結構難所です。一度できればどうと言うことはありませんが、最初は「なぜこんな製品を作ったのか」と思いました。

テールランプも用意しておく

テールランプの取説。

今回は Kijima 製のテールランプも取り付け予定だったので、テールランプも準備していきます。 テールランプの方もちょっと説明足らずのような気がしないでもないですが、写真付きで多くの工程が記載されています。素晴らしい。

テールランプの前準備。

POSH のウインカーでは、製品の取り付けの仕様上、作業することができませんでしたが、あらかじめケーブルチューブ(カバー)などを取り付けておけるなら取り付けておきましょう。 Kijima のテールランプについてはその辺りの作業も取り組みました。

作業しやすいように個別に箱に分けておく

すべての前処理が終わって箱詰めにした様子。

左右と前後のウインカーで必要になる部品の類を小分けにして箱に詰めておきました。これで作業当日にスムーズに作業に入ることができます。

この時点では気が付かなかったこと

バイクの構造を理解しなさ過ぎて、良く調べて行けば気が付きそうだったミスがこの時点で 1 つあります。

Rebel ウインカー交換(1)-製品選び編」の方でも取り上げていますが、リアウインカーのケーブル延長が必要です。 なのでもし追加の延長ケーブルを購入していたら、この時点で延長ケーブル同士を接続するなどしておくと良いと思います。 ケーブルチューブの取り付けについては、取り付けるウインカー次第ですけども、付けておいて差支えなければ付けておきましょう。

あるいは自前でケーブルを作る方も同様です。私の場合はケーブルを自作してしまいました。