実行した害虫対策一覧:ゴキブリ・コバエ

複数のG(害虫)が死んでいる様子。

暑い時期には特に多くなりがちなゴキブリ・コバエです。 生ものなどには特に気を使い、普段から綺麗にしているのですが、家の前が居酒屋・隣の通りは焼き肉店などの理由もあって、周辺には害虫の類がチラホラと見えます。 そんな悪環境で害虫を室内に入れないために実行した対策をまとめておきます。

ゴキブリ対策はブラックキャップ

ブラックキャップのパッケージ。

なんといってもまずはゴキブリ対策です。勇敢に戦える人もいるでしょうが、できることなら戦いたくありません。 記事の先頭に張った写真ですが、ベランダで毒餌トラップを仕掛けた様子です。

仕掛けたのは色んなところで話題に上がる「ブラックキャップ」。丁度写真の灰色の四角いのがそれです。 目安となる有効期限があるので、ブラックキャップ本体に油性ペンで設置した日付を書いておくことを強く勧めます。

ブラックキャップ外箱の裏面。

パッケージには有効な設置場所も書いてあります。玄関やベランダに複数設置しました。 設置してからの有効期間が長いので、同時設置が良いと思います。特に気温が上がってくる季節は複数設置です。

ブラックキャップには屋内用と屋外用があります。部屋への侵入を防御したいときは屋外用を購入しますが、 すでに侵入を許しているようであれば屋内用も検討しましょう。

実はゴキブリホイホイも試してみたのですが、体感レベルでホイホイより食いつきが良いです。 ホイホイの方が捨てやすいのですけど、ホイホイはやってきた個体しか倒せません。

ブラックキャップなら餌を持ち帰った個体やその死骸を食べた個体も駆除できる可能性があります。 ホイホイ系と比べて少々高いですが、基本的には放置で済むので投資しましょう。

窓や扉の隙間をテープで埋める

窓の隙間。

ブラックキャップでそれなりの数のゴキブリが駆除できることは分かったのですが、実際には窓の隙間で死んでいることも何度かありました。 おそらくブラックキャップを食した後に、何とか潜り抜けようとして、もがいて死んだのだと思います。

人間が思う以上に、小さい隙間でも害虫は入り込みます。ゴキブリの成虫は兎も角、小型~中型は楽々侵入するでしょう。 成虫だって 2 ~ 5mm も高さがあれば、狭いところを通過していきます(廊下や別所の扉などを観察している限り)。

また部屋の電気におびき寄せられたコバエの類は、一度まどに付着し、徐々にあるいて侵入することもありそうです。

そこで断熱節約と消音もかねて、窓や扉の隙間を埋めました。以来、隙間でゴキブリが死んでいるのは見たことがありません。

実際に張ったのは ↑ のような製品です。通販でも買えますし、ホームセンターなどにも置いてあります。

実際にふさふさのテープで埋めた様子です。入る方向にも出る方向にも隙間を完全に潰してくれるので、側面からの侵入は(ほぼ)不可能になります。

玄関の扉に付けられたゴム。

今は借りているアパートに住んでいるので、廊下などからの侵入も考えられます。

薄いですが消音のためのゴムなども張ってあるので、扉の隙間からは入れなさそうに見えるのですが、 玄関先に仕掛けたブラックキャップにかかり、玄関で死んでいるゴキブリも見かけているので、しっかり埋めました。

扉や窓にテープを設置すると消音・断熱効果も見込めるので単純に害虫対策以外を目的としても良いと思います。 実際玄関の扉の消音はやって正解でした。荷物持ってるとドタんバタんと鳴りガチですから。

玄関にはふさふさしたテープではなく、ウレタンのようなクッション性のあるものを張りました。 あんまり厚すぎるテープだと、扉の開閉が硬くなってしまうので注意です。一回失敗しました。

網戸の目を細かくする

節電や換気のために窓を開けたいのですが、付近には街頭があり虫が入ります。 そもそも外から持ち込んだものに付着していたりすることもあるようですが、外から入ってきたコバエなどの発生を誘発するので、できるだけブロックしたいです。 そこで入居時の網戸を張り替えました。

一般的な家庭では 18mm メッシュや 20 mm メッシュと呼ばれるものが導入されるようです。蚊などの侵入は防げるかもしれえませんが、 コバエを対象とする場合にはこれでは足りません。

そこで一般家庭向けの中では目が細かい 30mm メッシュの網戸を購入しました。目の大きさの違いは上の写真の通りです。

比較的安価で一度張り替えれば長いこと使えるので「窓を開けたいけど虫が気になる」みたいな人は交換を検討してみてはどうでしょう。

吹きかけるスプレー

網戸に吹きかけるタイプの防虫剤も試しましたが限界があります。効果がないことはないのでしょうが、 少量でも侵入を許せば気になってしまうので、一見すると効果が無いように思えてしまうでしょう。

網戸を細かいものに変えて、併用するのが良いかと思います。

LED 電気に切り替える

LED は虫を寄せにくい特性を持っています(完全には防げません)。 路上の街頭などは自分の力では LED に交換することができないのでどうしようもありませんが、 部屋の電気を LED に変えるだけでも効果は出るでしょう。

長期的に見れば電気の節約にもなりますし、比較的安価な製品も出てきているので購入を検討してみてはいかがでしょう。 特に夜間や夕方などの生活時間が長い人にはお勧めです。もし夜間に窓を空けたければ網戸の交換と合わせて必須だと思います。

その他、側溝の掃除はマメに

室外機の排水口。

ゴキブリに関しては「エアコンの排水口から侵入してくる」なんて説があります。たぶん正しいです。 ここからしか考えられないという状況で、一度侵入を許したことがあります。

ベランダや外においてはる排水口を、三角コーナーのネットかなんかで覆ってしまうことをオススメします。 紐や輪ゴム、針金で上手いこと止めましょう。

ベランダの排水溝。

そもそも住処を消していくことが重要です。都会やアパートでは近隣の影響を著しく受けるので、 自分だけで対処しても最早意味なかったりするのですが、害虫はできるだけ自分とは遠い世界にいてほしいものです。

まず水や葉っぱなどを溜めないこと、排水溝や排水パイプの類はゴミが溜まりやすいから注意が必要です。

私の隣人のベランダが酷く汚いのです。葉っぱとか溜まってるっぽくて。