Journey Instruments OF410 実際に海外へ

Journey Instruments OF410 ですが、実際に国外に持っていきました。結論、持っていって良かったし事故はありませんでした。

私の場合はスーツケースに詰め込んでいきました。アルミ製のスーツケースなので圧力や捻じれに対する抵抗力は大きいです。 樹脂でも問題ないとは思いますが、最低限フレームタイプにするのが良いですね。

ただこれは航空会社にも依るかもしれないです。比較的丁寧に扱ってくれるエディハド航空だったのでマシだった説あります。

スーツケース詰込み前は、サウンドホールの中に備品とか小物とか色々入れられるなと思ったんですが今回はやらず。

ピックアップのケーブルなどに干渉するかもしれないなぁとか思ったんですよね。

ピックアップに関しては熱さや寒暖さで接着剤が劣化するかなと思ったがそこはノーダメージ。 まぁそれほどなら普段の荷物から何かしらの影響があるから、それはそう、といったところ。

木材にもダメージは見当たらずです。

実際にホテルで組み立てて精神安定剤として使ってましたが、やはりボディは少し厚いかな。 他方でこれ1本あればポータブルスピーカなくても外に持っていけそうではある。

個人的には外に持ち運ぶことがあるならポータブルスピーカーとBT接続のジャックかなにかに任せ、 もっと薄型で持ち運び特化にしてもらった方が嬉しいところ。この印象はファーストレビューから変わらずです。

で、弦を交換などするにあたっていくらか問題が。まず1つ上部の謎のパーツについて。 おそらく分解したときの弦の捻じれや絡まりの防止のための機構とは思うんですが、外した弦をカットする必要が出てきて正直ちょっと邪魔でした。

専用の収納バッグに入れるならなおさら、この弦のガイドのようなものは要らない気がします。これ設計者の方に設計意図を聞いてみたいですね。

もう1点、ブリッジピンが割れてる状態でした。一応保証の期限内ですけど、保証を求めてる時間が勿体ないので、自分でブリッジを買って換装。 この辺は造りの粗さが目立ちますね。

ファーストレビューのときにも書きましたが、弦高が高かったり、こういったトラブルがあると初心者の方は泣いちゃいますよ。 かといって整備するコストはかかるだろうし、そのコストはこのギターにはかけられないだろうし、何とかならないものかこのギター業界の構造。