時計選びの記録(23:寄り道)

Y'sより

いわゆる「寄り道時計」的に気になるものが増えてきたので、まとめておくことにしました。 他のページにポンと1つだけまとめていたんですが、このページに引っ越しさせています。

Y’s x G-SHOCK GM-S5600YS-1

Y'sより

ファッションブランド「Y's(ヨウジヤマモト系列)」とのコラボモデルです。Y'sはレディースラインですから、メインターゲットは女性ですね。 だけどシンプルでかっこいいなと思い。

G-SHOCK基本的には情報量が多くなりがちなので、これくらいシンプルなのがあると目を惹きます。

国内ではY'sとのコラボモデルとしての限定販売ですが、CASIOの国際向けページだと、一般ラインとして販売されるようですね。 執筆時点でWOMANの表記がみられるので、国外展開でも女性向けとして扱われるようです。

黒い服を着こなす、カッコいい感じの女性に是非に。後は私みたいに細腕の黒系着る男性も行けると思うんですよね。

TACS VINTAGE LENS AUTOMATICII DARK METAL EDITION

TACSより

個性的なデザインの時計をたくさん出してるTACSさん。この時計が目に飛び込んできました。 思い切りがいいデザインです。本命には絶対になりえないんですが、寄り道時計として手を出すならこういう時計もいいな、と思わせる時計の1つです。

実際に触ってきたんですが、見た目の通り重工です。重みも大きさもしっかりあります。 時計本体の重みに負けないようにするためでしょう、革ベルトもかなり厚く作られていました。 武骨な感じがコンセプト時計で良いじゃないですか。

GMTとか時間計測ができるとかではないんですけど、レンズがきちんと回転させられるものいいです。こだわりを感じます。 カメラ持ち歩いてられないけど、なんとなくレンズ弄りたいみたいなシチュエーションにお勧めしたい。 カメラが好きな人にプレゼントとかでもいいなぁとも思います。

工作精度の意味で言うと高いとは言い難いです。ちょっと荒い作りを感じましたが、不安感はないです。 この手の製品の中では十分な完成度だと思います。どうしても尖ったものは安く作られがちですから。 ブランド的にもちょっと尖った時計を多く手掛けられているので、そもそも尖ったものをしっかり作りたいというのがわかります。

完全に寄り道なんで、今本命が視界に入ってる間は手を出せないんですが、 いつか時計ケースに入っていて欲しい気がしています。私にとって、可愛いというか、愛せる時計感がありました。

UNDONE x NIVADA GRENCHEN | DEPTHMASTER PIXEL ART

UNDONEより

1本目~2本目にダイバーズを探していた時に、ふと流れてきた広告で気になった一本です。 この時計に出会うまでは知らなかったんですが、NIVADAというブランドにパックマンと呼ばれる時計が元々あって、その時計とパックマンが本当にコラボした、という形ですね。

ドット絵が好きなのでルックスで「おっ」と思ったんですが、そもそもはダイバーズウォッチです。ビックリするほどスペックが高い。

ケースサイズが横39mm径で、厚さが13mm、にも関わらず、防水性能は驚異の1000mで、価格が16万円くらい。ぶっとんでますね。 サイズ、防水スペック、価格の3点だけで考えてみたら脅威ですよ、ロレックスやオメガ何してるんだレベルになります。

他方で1000m防水であってもシンプルなルミノバですし、回転ベゼルでもないですし、欠点は多々あります。

ただ「どうせ作るなら」とスペックをやたらと挙げてしまうと、今度は時計じゃなくてコラボ先のキャラクタやブランドが好きって客層を呼び込めなくなりますから、 良い落し所だと思います。良いものだけど、高すぎない。

私もこのブランドについてこの時計から知ったので、効果は絶大だと思います。 個人的には汎用ムーブメント(Soprod P024)であることが記載されていることなども好きなポイントです。 修理が可能であるのかどうかの判断基準にもなりますしね。

200本限定なのが惜しい。

UNDONE × NASA | SPACE ODYSSEY

UNDONEより

続けてUNDONEから。UNDONEというブランド、本当にコラボモデルのデザインが上手いと思います。 上手いからでしょう、多くのコラボモデルが販売されています。

その中でもう1つ気になったモデルがNASAとのコラボモデル。シンプルにSFチックで好きです。 DLCコーティングにドーム型風防です。こだわる所にはやっぱりこだわっています。

詳細について執筆時点の私には分かりかねますが、日本製ムーブメント「TMI NH72A Mechanical」が搭載されています。 こちらパワーリザーブが42時間で21600振動です。ケースサイズの割にパワーリザーブがないのはご愛敬ですかね。 一応は振動数が少ないと摩耗が少ないですよ、という一般的なメリットは公式ページにも提示されています。

防水性能も30mなので、及第点、価格からすると丁度いいのかもしれません。 ただこのルックスで超ハイスペックモデル、個人的には興味ありますね。

スペック面でもう1つ、公式ページから確認できる夜光ですが、発光の仕方がスーパールミノバっぽいんですけど、 その辺りはどうなんでしょうかね。推してもいいのにと思っちゃいます。夜に使いたくなるモデルでしょうし。

実際に宇宙開発で使われている時計、OMEGAのスピードマスターやFORTISのコスモノーティスは執筆時典で50~100万くらいの価格帯になってきちゃいますからね。 宇宙好きだけど、それらにはまだ手が届かない方とか、どうでしょうか。