Rebel に SSK のハンドルレバーを導入
先日の台風の影響で、ブレーキ側のレバーが折れてしまったので、この際だからと以前とは異なるメーカーのレバーを試してみることにしました。 前回は U-KANAYA のレバーでしたが今回導入するのは SSK のレバーです。
Rebel のレバーの交換方法などは、前回のページを参照してください。
Rebel250 のクラッチ・ブレーキレバーを交換レビュー
こちらが U-KANAYA
こちらが SSK (購入型番 LVAM002BK)
握り距離は改善なし
前回は U-KANAYA のレバーを導入したのですが、モチベーションの 1 つに「レバーの距離が遠い」という問題がありました。
インチハンドルのためなのか、Rebel は教習車によくある CB などよりもレバーまでの距離が遠く感じます。 それを改善するために距離調整機能付きのレバーを導入、という運びになったのですが、U-KANAYA のレバーではそれが改善できず。
では SSK はどうかというと、U-KANAYA と変わりがありませんでした。U-KANAYA にしても SSK にしても、最短距離に設定したとして、 純正と同じか、あるいはそれよりちょっと遠いくらいかもしれません。
うたい文句的には短くなる、としているので、他の車両だと効果がみられるのかもしれませんが、少なくとも、Rebel ではそういったことがありませんでした。 詳細は 前回のページ を参照してください。
取付感はタイトで非常によい
U-KANAYA 導入時に気になったのは、純正と比較して少し取り付けに遊びがあったことです。SSK にはその遊びがなくタイトにハマったので、非常に好感があります。 もしかしたら個体差の可能性もあるのですが、次回以降は U-KANAYA ではなく SSK を導入したいなと思う程度には、純正と大差なく取り付けられています。
可倒式は操作に問題なし
今回の SSK は可倒式のレバーを導入しました。前回の U-KANAYA は、スリットや切れ込みにより、転倒時にも力を逃し、レバーの損失を防ぐ効果があるといったものでしたが、 実際のところ、これだけ派手に転倒すると根元から折れてしまっていてと、特徴とされる機能部には損傷が一切見られなかったためです。
立ちごけなどのシチュエーションだともしかするとまた違うのかもしれませんが、それにしても、 ところがその機能が上手く働いていなかったのか、立ちごけなどとは異なるシチュエーションで倒れたせいなのか、 根元から折れてしまっていて効果を発揮していなかったのです。
これは特別 U-KANAYA の製品について問題があるかどうかは不明で、同じような構造の別の製品はたくさんありますが、 もしかして、それらもあまり効果を発揮する場面はないのかもしれません。
そういった経緯で、今回はレバー自体が折れる方をチョイスしてみました。 レバー自体が折れ曲がることで、転倒時にレバーを死守しようという戦略の製品です。ハンドルバーが曲がりそうですが、 走行可能状態を維持するには、レバーが必須ですから、これは正しい戦略でしょう。まして立ちごけの際には、上手く機能しそうです(したくはありませんけども)。
レバー自体が折れることで操作に支障をきたす可能性についても考えましたが、実際のところ、問題なく操作できます。 不用意な操作によって曲がることがなく、故意に曲げようとしない限り曲がらないです。 純正から交換するなら、次回以降もこういう製品にしようと思う程度には、出来が良い仕組みと思います(真価は倒れるまで分かりませんが、倒したくないものです)。