Rebelのウィンカーステー部品を3Dプリント(2)

ウィンカーのパーツが隙間なく取り付けられている様子。

Rebelのウィンカーステー部品を3Dプリント(1)」の続きです。主に出張要因なのですがしばらく空いてしまいました。 前回作っていた 3D プリンタ部品を使ってマウントしてみたのですが、写真のとおり上手くいきました。不要な隙間がないため Kijima の互換部品よりも上手く取り付けられています。

会社との往復のため走行 30km 程度ですが、特に振動によってヒビが入ったなどのトラブルもないようです。あとは素材的に日照による劣化がどの程度起こるかが気になりポイントですね。

ウィンカーのパーツが隙間なく取り付けられている様子。

こちらの写真は別角度から、隙間なくウィンカーが取り付けられていることがわかると思います。取り付け強度も振動でぶれることなく、しかし手で調整できる程度の感覚です。

初めての取り組みのために失敗を考慮して樹脂製品を使っていますが、これだけ上手くいくなら金属部品で 3D プリントしても良かったかなと思います。 あるいは、もっと Rebel の形状に合わせても良かったかもしれません。積層方向の指定も知りませんでしたし、それなりに反省点はありますが、まぁ初めてにしては上々です。

裏の留め具に関しては同じようなサイズの金属ワッシャーを使えば、コスト削減になると思います。結局のところ、3D プリントはまだまだ高いです。 Kijima の製品が 800 円 ~ 程度で購入できるのに対し、10 倍とは言わないまでも、6 ~ 7,000 円くらいはかかりますからね。

3D プリントモデル販売します

欲しい人がいるのかどうかは疑問ではありますが、DMM.Make さんで注文可能な形で、今回発注したプリントモデルを販売しております。部品 1 つに対し、500 円だけ上乗せしております。 前の「Rebelのウィンカーステー部品を3Dプリント(1)」を参考にご自身の手で制作されれば、上乗せ金額もかかりませんので、自由に制作していただくのも良いかと思うのです。 一方で「作れないけど、欲しい」という方のために、これを用意した次第です。

部品は 1 つあたりの価格になってます。表面の部品だけで良ければ * 2 の注文、裏面も必要だったら * 2 の注文が必要です。 前の「Rebelのウィンカーステー部品を3Dプリント(1)」でも取り上げましたが、注文時には積層方向にご注意ください。

あらためてバイク屋の施工がひどい

取り外したウィンカーマウントパーツ。ボロボロで施工も雑。割れている。

ウィンカーの取り付け時には当然のことながら取り外しが必要なわけで、バイク屋の施工を取り外してみたのですが、これがまぁ酷いです。 穴の加工はガビガビでサンドすらされてません。裏の留め具は割れてました。かえって危ない。 これを保護するようにワッシャーが挟まれたりもしていて、幸いそれによって固定されていましたが酷いの一言に尽きる。

両面テープで固定してるのでって言われたけど、務用、屋外用のものですらなく、市販の紙を止めるようなレベルの両面テープでした。ズサンな施工です。

1つ前の投稿と繰り返しになりますが、苦言を呈しておきます。 自分もソフトウェアエンジニアの端くれを雇われでやっているのでよくわかりますが、エンジニアや専門家といっても、その力量にはピンキリがあります。 低迷している国内バイク需要のことを鑑みれば、質が落ちるのは仕方がないのかもしれませんが、店舗の対応を妄信せず、自分の目で確かめられるくらいの知識は、身に着けていきたいものです。

経験的に、やはり数をこなしている人、需要が大きいお店の方が、店舗スタッフ、メカニカルスタッフの対応は良いように思います。 もちろんそれなりに値段も上がってきますし予約などもきっちりする必要が出てきますけれども。 そして、それは地方ではもしかして苦しくなるのかもしれませんが、そうであれば、やはり自衛のために、最低限の知識は身に着けていく必要があるのでしょう。