バイクヘルメットのシールやロゴを剥がす

バイクヘルメットの後ろ側のメーカーロゴが欠けてきてたので剥がしてみることにしました。

他者のロゴを掲げるモチベーションというのが、自分にはイマイチなくて、出来るだけシンプルにしたがために、購入当初は剥がしたくて仕方がなかったんです。 ところが、いざ剥がしてみようとなると、ロゴがあって、初めてビジュアルがちょうどよいんですよね。

ロゴを剥がす・削る・劣化させる

各ヘルメット製品の作り方にもよりますが、シールベースにしても表面コーティングされているでしょうから、表層からは剥がし液の類があまり浸透しなさそうです。

なので、少しずつ削るか、新品で削りにくいなどの場合には、ティッシュなどに剥がし液をしみこませて、テープでロゴやシール部分に固定するのがよさそうです。 輪郭から少しずつしみこませるイメージです。

劣化していると爪やスクレーパーの類で削り取れます。スクレーパーは金属じゃないほうが良いですね。

※塗装ベースの場合はそもそも剥がすというか、削り取るか上塗りするしかないわけで、ここで紹介する内容は使えません。

あんまり剥がれないときは熱を当てると剥がれるようになる可能性はありますが、内装の接着剤やスポンジはもちろんのこと、表層の樹脂も膨張・縮小で劣化させるので、個人的にはあまりするべきではないと思っています。 表層だけ温める手段があれば、あり得そう。蒸しタオルとか充てるとかでも変わる可能性はなくはなさそう。

シール剥がし液・溶剤できれいにする

3Mの強力シール剥がし液・溶剤を吹き付けたら一発できれいになりました。すごい。 もしスクレーパーなどで表層に傷がついてしまっているようだったら、目の細かいコンパウンドなどで磨く手段が取れるかもしれません。 (マット仕上げだと、そういう手段もなくて厄介かもしれないけど、個々では割愛)

その他のロゴ以外のシール

点けっぱなしだったんですが、SGマークとかのシールも剥がしてしまいました。保障年月日などの記載も過ぎましたしね。 かりに保障年月日以内の場合であっても、購入時期が示せれば、その製品が保証期間内であることは自明なので、万が一のトラブル時にも対応してもらえるでしょう。 そもそもシールが貼っていないと保証されない製品規格ではないわけですし。

もっとも、ヘルメットの保障規定範囲で保障された事例は多くないような話は聞いたことがあります(ここでは本題でないので審議も含めて割愛)。

「E.Q.R.S」システムのシールについても私はちょっと懐疑的です。システム的には大変優れているもので、活用方法が普及するべきであるし、今後も継続していただきたいとも思っています。

ところがこのシールの表記を見てチークパットを引き抜ける人って、それほど多くないと思うんですよね。赤いひもを引けとは書いてますけど英語ですし。 この表記で、緊急時に、初見で、活用方法をパッと理解して使える人、どれほどいるんだろう、という。

同じライダーなどで知っていれば、この表記を見なくても対応できるし、知らなければ触られない、ならこのシールは要らないのでは?っていう。

もっとも、活用されない保証もまたないので、剥がすときは自己判断で。