Rebel250 のクラッチ・ブレーキレバーを交換
私は男性のわりに女性並みかそれ以上に手が小さいので、Rebel250 のブレーキやクラッチレバーが少々遠いです。 概ねの操作には問題がないのですが、教習車やそれ以外の車種と比べてウインカーなどの操作にやりにくさを感じていました。
この問題は最近の Honda 車のウインカーとホーンの位置が逆になっている(国際規格仕様)ことも影響していると思いますが、 スイッチ類を交換するのは少々ハードルが高いので、先ずはレバーから交換してみることにしました。
ここでは Rebel250 のレバーの交換記録を紹介しています。
※後に、破損によって SSK の製品にも購入してみています。「Rebel に SSK のハンドルレバーを導入」
交換するレバー U-Kanaya
購入した製品は U-Kanaya のアルミビレットレバーです。質感と造りは非常に良いです。 他に ENDURANCE の製品も対応していました。
ただ Rebel 対応という商品タイトルを見て購入しましたが、おそらく汎用品と思います。 というのは、取り付けたときに多少上下に隙間があって揺れるからです。タイトにはハマりません。
肝心のレバーまでの距離ですが、結論から言うと、最も握り込みの距離を短く設定しても、それほど短くなりませんでした。 むしろ形状の性で、ちょっと遠く感じることがありそうです。あまり良い結果とは言えませんでした。
あと Rebel 対応という商品タイトルを見て購入しましたが、おそらく汎用品で、多少上下に隙間があって揺れます。タイトにはハマりません。 ただ純正と比較して転倒時に力を逃がせる可能性がある製品なので、一応このまま取り付けています。
やっぱりスイッチの交換も考慮しないとダメなんですかね…。
[2018/10/30:追] 交換してしばらく走りましたが、クラッチレバー側は素のままでは一番短い設定にできないかもしれないですね。
一番短い設定だと確かに"気持ち"短いような感触を覚えますが、限界まで詰めてもクラッチの遊びが足りないです。 一つだけノッチを上げてレバーをほんの少し遠くしてやらないと、クラッチの操作感が変わってしまうし、何より微調整が聞かないので N に入りにくいです。
ケーブルを加工する等する必要が出てくるのかも。ただそこまでする価値ないかなぁという印象です。もう少し調整を進めてみます。
取り付け作業
取り付け取り外しの際に必要になるネジの回す方向などは上記の動画が大変参考になります。 これを見ながら作業すれば十中八九スムーズにいくでしょう。
作業はクラッチレバー側から行った方がスムーズな気がします。まずはクラッチレバーの遊び調整機構を緩めていきます。
この遊びのダイアル?ですが、非常に硬く自分の場合は手で回すことができませんでした。 最初にビニールテープを巻いて、ペンチの類で掴んで回しています。その後は手作業です。
クラッチレバーの上部ですが、大き目のマイナスドライバーでも舐める恐れがあります。 もし非常に堅かったら、上部を抑えずに下部のナットの方だけを回せば、十分に緩めることができます。
ナットが外れたら、ネジが回転するかを確認して、もし回転しないようであれば一度ナットを手ではめなおします。 今度はレンチでナットを抑えながらマイナスドライバーでネジが回転するようにします。
ネジを外してクラッチレバーを外した様子です。新しいレバーを取り付けるときは、元と同じように溝にワイヤーを引っかけてから戻します。簡単な機構ですね。
クラッチレバーを取り付けた様子です。
ブレーキ側の作業をするときはマスターシリンダーのボルトを緩めます。外しませんので注意してください。
ブレーキレバー側にはワイヤーの類はないので、ネジを外して取り外したら、元と同じように差し込むだけで作業は終了です。
余談ですが、私はこの作業の時タンクに工具をブツケて少し凹ませてしまいました;; 作業は油断せず、明るい場所で、必要最低限の工具だけを持って安全に行いましょう。