ホームスターLITE：お手軽プラネタリウムのレビュー

後輩からプレゼントに頂いたホームスターLITEなる製品のレビューです。自宅で簡単にプラネタリウムが楽しめる、といった製品です。 1,800 ~ 2,500 と比較的安価で手が出しやすい娯楽用品と言うよりは玩具の部類ですかね。とはいえ、私は頂けて大変うれしいのですけど。

太平さんの監修

私も過去2回に見入ったのですが、MEGASTARプラネタリウムの太平さん(大平技術)の監修だそうです。私が見に行っていたことは多分 Facebook などで知っていたでしょうから、そこから選んでくれたんでしょうね。

ちなみに販売元はセガトイズなのですが、この春からセガに行く後輩もいるので更に丁度良い感じです。良いセンスだ。

嬉しいからと言って製品レビューには手を抜くつもりもなく。私は電池の挿入口が好きではありません。ドライバーが無いと開かない、というのは直ぐにでも遊びたい私には×。

激しく動かすものでもありませんから、取り付け取り外しは容易で良いと思うのです。

とは言え私にはおよそ経緯が察することができて、小さな子供が電池を口に入れないようにネジ式になっているのだと推測します。一応オモチャですからね。

電源はシンプルなオンオフスイッチです。好感が持てます。実際にはタイマー機能が付いていて、15分で自動的に電源が落ちます。 15分 * 20 日分は電池が維持できるようです。

タイマー機能は任意に設定できた方が良かった気がします。「大人が」楽しむには 15 分では少々短い。インテリアとして利用したい場合にも 15 分のタイマーはよろしくないですし、完全に就寝時にしか使わないような感じを想定していたのでしょうかね。

ぴょこっと飛び出てるのは「ソフト」というか「プラネタリウムの基盤」です。これを交換することでいくつかのシーンを切り替えて楽しむことができるようです。公式には花火や海のシーンなどが販売されていて、ソフトと銘打たれています。

ところがこのプラネタリウムはアニメーションしませんので海や花火のシーンを追加購入したいかと言われると微妙なところです。

あんまり良い絵じゃないですが、1 枚で色々伝わるようにするにはこうするしかありませんでした；

ひとまずエアコンや照明などにプラネタリウムが被るとダサいです。仕様上壁面にも投影することができるので、インテリアとして利用する場合には壁面投影も検討してください。

ピントを調整することができ、投影距離は 1 ~ 2.3m (だったと思います)を想定しているようですが、実際には遠い距離から投影した方が良いです。2.3m は妥当な距離でしょう。

なぜならこのホームスター LITE は一方面への水平投影なので、プラネタリウムとそうでない場所とはっきりくっきり分かれて見えるんですよね。境目が見えない方が外観的にはグッドです。投影面が丸くくりぬかれたような感じは個人的にはいただけません。

投影面とそうでないところの境目を曖昧にするには距離を離して投影する必要があります。お勧めです。