ミルクピッチャー温め機器はIHが良い
コーヒーをアナログで入れるように切り替えて以来、一応ミルクピッチャーとかも用意してみたんです。 たまーにカプチーノ的な物は飲みたくなりますし、ラテアートも楽しそうですし。 ところがスチームを手放したので、ミルクを温める手段がありません。
そこでミルクピッチャーを温めるための機器を探してみたんですが、あまり良いものは現状ではありませんでした。 とりあえず現状あるものから、IH式と電気コンロ式とで試した感じでは、IH式が良さそうです。
電気コンロ式
AliExpressやAmazonで爆安で買える電気コンロです。すごく小さくて作りもシンプルなのが利点。あとは爆安な点。
ページの先頭の写真はケトルの隣にピッチャーと合わせて置いた状態ですが、ほぼ同じ高さでスペースも最小限ですね。
欠点は価格相応にチープな所と、日本と同じ2極挿しのコンセントなんですが、アメリカ式なので、コンセントの片側が大きくないと刺さらないです。 マルチタップとか対応してない物があるかも。
背品裏側こんな感じ。放熱面で有利そうに見えて、ファンとかは付いてないので、なかなか冷めないです。 だもんで誤って触ってしまうリスクも考えるとちょっと怖い。
それとあまりサイズがピッタリすぎる、コンパクトすぎて背が高いと、ミルクを入れたピッチャーを落としてしまいそうなのもいただけないです。 高温になる以上は、ある程度の安心感が欲しいです。だもんで、私は電気コンロ式よりはIHを推奨します。
IH式
こちらIH式です。フットプリントは大きいですが、高さが低いです。 少し価格帯が上がってきますが、代わりに多機能です。ここでは一部の機能だけを共有します。
まずIHの説明によれば、最小サイズは10cmなので、ほとんどがそれ以下のサイズのピッチャーは対応しないかなと思ったんですが、 きっちり反応してくれました。ただ物に依るかもしれないので参考程度に。
もし反応しなかったときのために対応させるような金属プレートも用意しておいたんですが、無駄になりました。 必要な方に譲るか、コンロの五徳でも使えるみたいですし、他の方法を考えるかですね。
火力調整機能は電気式にもありますが、点けっぱなし防止とか高音アラートとか、マグネット式ケーブルとかが良いですね。 先にも述べていますが、高温になる器具は安心・安全であることが大事。
フットプリントも電気コンロ式より大きくなってしまいますが、代わりに落とす心配はグッと減ります。
他に機能面に温度維持機能的なものがあったんですが、取説によると、ある程度内容量がないと正しく動作しないみたいで、 ピッチャーサイズはただでさえ推奨範囲外のサイズなのもあって、上手く機能しませんでした。
私が購入したものは3つサイズ展開があるうちの2つ目のサイズですが、1つ目の一番小さいサイズで十分そうです。 温度維持・管理機能のためだけに2つ目のサイズを採用しましたが、こちらも機能させられず無駄になってしまいました。
一番小さいサイズについては、OEM製品として機能しているのか、あるコーヒーメーカーがロゴを入れてブランドとして販売しているものもあります。 メーカーサポートとかが変わってくるかもしれませんが、個人的には量販の安いものでよいです。1万円近く価格が変わってきますね。
電気コンロ式とIH式とでラテとかに使える温度に上がるまでの速度も見たんですが、 どちらもあんまり変わらないというか、仮にどちらが速いとかあっても、どちらでも十分な速度でした。 (なんならもうちょい緩やかに上昇して欲しいまである)