入居手続きが進んでなかった。残念な賃貸仲介業者に注意

リビングのイメージ。

3/1 から入居できる予定だったアパートの入居手続きが進められていませんでした。 いっこうに連絡が無いのでこちらから確認するよう連絡したところ、手続きが進んでいない、という事態が発覚。

対応の確認をお願いしても休業日でない日程で 2 日間連絡が来ず、終いにはこちらから連絡する始末。

今更探し直すのも大変なので、入居日程と諸々の処理がずれ込む代わりに費用軽減での手打ちを提案したのですが、 それすらも時間がかかりそうだったので、すべてキャンセルしてもらいました。

ここでは事の経緯を紹介します。

具体的な情報と注意

話に説得力がなくなると問題なので社名だけ公開させていただくと「アエラス(AERAS)」なる仲介業者で今回の問題に遭遇しました。 店舗所在地と担当者様のお名前は公開いたしません。

もし関係者様がご覧でしたら、今回の問題に関し、同じような問題が起こらぬよう改善をするための情報としてください。

またそれ以外の方に関しては「アエラス」が必ずしもこのような対応であるとは限らないこと、 担当対応者様によって対応はことなるであろうことを念頭に置いて参照してください。

預り金を入れたのは 1 月 29 日

1 月時点から探し始めていて、手付金・預り金を支払ったのは 1/29 でした。現金一括、その場で入居費用の半額。 入居審査用の書類も一週間以内に提出済みでしたし、普通に考えれば、入居審査が落ちる以外にはトラブルは考えられませんよね。

しかも問題が発覚するまでの間、提携先企業のセールスの電話等々もかかっていたので、問題なく手続きは進んでいるものだと思っていました。

酷いセールスの対応

大手賃貸業者系列では良くあることのようですが、提携しているサービスを使わないか、という連絡が入ることがあります。 今回のセールスの内容は、引っ越しサービス、インターネット接続サービス、ウォーターサーバーの提供です。

今回入居を見送ったわけですが、これらと契約してしまっていた場合はどうなっていたことやら、と思います。

電話の対応もあんまり気持ちの良いものじゃなかったです。

引っ越しサービスをお断りするときに「別途ウォーターサーバーのご連絡をしてもよろしいですか?」 と聞かれたので「いいえ、要らないです」と言ったにも関わらず、後日ウォーターサーバーの電話が鳴りました。

挙句に断った上でまた別の人間がかけてくる管理体制の酷さでしたし、この時点で怪しさを感じておくべきでした。

問題の発覚とその後の対応

問題の発覚は 2/19 です。3/1 に入居する予定であるのにも関わらず、書類や連絡が無いのは明らかにおかしいので連絡したところ、冒頭の通りです。

業者の休暇日は水曜日で、2/19 日は金曜日でした。状況確認した上で連絡しますと言われましたが月曜日になっても連絡なし。 結局こちらから連絡せざるを得ない状況に。連絡したら「相手方から連絡する」ということが無かったかのような対応で、この時点で契約を切ることをほぼ決意してました。

とは言え時間もないし今更探し直しても良い場所が見つかる率も低そうで、せめて必要経費が削れないのかなどの確認をとってもらうことに。 ここまで来てしまったらスケジュールがズレるのは確定です。時間は代えられませんから、少しでも損失を取り戻すにはお金しかありません。

が、担当の方はそれなりのポストであるにもかかわらず「上に確認を取った上で」と言われてしまい、何時まで時間がかかるかわからないし、これが系列店の限界か、と思って諦めました。 電話したその日の内に時間を割いて店舗へ出向きその場でキャンセル。その足でローカルの賃貸業者を探しに行きました。

担当の方の感じは悪くないのだが

今回はどこに問題があるのか良く分かりません。 担当の方の対応はむしろ好印象だったのですが、実際のところは手続きが進んでいないことなどの連絡を頂けなかった辺り、スタッフ対応も良くなかったと判断せざるを得ませんかね。

忙しい時期であることを考慮しても、管理体制ももしかしたら良くないのかもしれません。 セールスの電話が繰り返しかかったこと、手続きの進行状態を確認できていないことを鑑みれば管理体勢が整っていなかったのでしょう。

問題を起こさないために

利用者側ができる問題の回避策と言えば、マメに連絡を取り、いつまでに連絡があるのか、何の書類を貰えるのか明確にしておくことです。 特に入居までに長い期間が空く場合には注意しておいたほうが良いでしょう。

本来注意するべきは仲介業者の方ですが、長い期間を待機した後に問題が発覚すると、その後のリカバーが不可能になってしまう可能性があることから、 賃貸仲介業者を利用する側も、注意してマメに連絡した方が良いと思います。

業者様には気を付けて以外に言うことはありません。

ただ、業者にとっては無数にいる顧客の一人ですが、多くの場合に客にとって担当者は1人か、あるいはせいぜい数人しかいないので、それを思って対応してもらいたいものです。

追記、契約が進んだことになってた

全てが終わったであろう 3 月末に電話が鳴りましたた。J:COM からの電話でした。 なんでも以前契約をキャンセルしたはずの物件に住んでいる扱いになっているらしく、契約を勧められた。

あまりにも酷い、キャンセル対応すら進んでいなかった、この調子じゃ契約書類や情報の類も破棄されていないであろうし、ずさんな管理この上ない。

上っ面だけの営業の顔を信用するべきではない、行動に移せる人こそ信用するべきのようです。