樹脂製キッチン用品の良し悪し
樹脂製のキッチン用品あるじゃないですか、黒で揃えたいので使ってたんですけど、一部は良くないって分かっていながら使い続けてたんですよね。
で、文字にして記録に残そうとした切っ掛けが菜箸。竹と違って歪んでこずに真っすぐだし、水気がしみこまないし、衛生的にも良いのかもなって思います。
ところが実際には竹の菜箸より重たく、重心的にも使い難いんですよ。竹がそもそも撥水性が悪いわけでもないってのがより樹脂製を選ぶ必要性が無くなってくるんですよね。
先端の細さもあんまり変わらない。樹脂製は切り込みを入れて点や辺で接する箇所を増やし、滑りにくくする、みたいなアドバンテージはあるにはあるんですけどね。 重いとどうしても使い難い。
芯にを穴開けた中空構造にするとか、肉抜き的に穴をあければ重量や重心はもしかして解決できるのかもしれないですが、薄くなれば生成不良は起こるだろうし、 加工工程が増えればコストも上がるしで、樹脂製の改良に大きなアドバンテージはないのかも。
竹並に軽く、細く、強度のある木材とかで立派な菜箸があれば欲しいですね。
で、その他の樹脂製品なんですが、ターナー類はダメだ。耐熱と書かれていてもほとんどが嘘な気がします。樹脂が溶けて劣化してきてるケースがある。
微量であれば健康被害に繋がらず無視できる範囲とは思いますが、気持ち的にも全然よくない。
昔から使っているちょっと立派な価格のターナーについては熱変形だけあって剥離などは見られないんですが、そうは言っても不安が残りますね。
金属製だと昨今のテフロン式フライパンなどを傷つけたりするので、理想は木製なんだろうなぁと思います。 そこにこだわりを見せる必要性がどれほどあるのかは定かじゃないですけどね。
逆に樹脂製でも全然問題ないなって思う物もあります。スパチュラなんて柔らかくないといけないし、樹脂一択。
お玉もほとんどの場合は液体を経由するので高温にならず熱による変形などの影響は皆無。
しゃもじとか、そういったものも特に劣化させる要因がないので良いですね。木製を積極的に採用する理由があんまない気がします。
